堕天するその瞬間を貴方と共に。 この世には、様々な美が存在します。 暁の地平線に沈む夕日、忍び寄る夜の世界。 高貴に凛と咲く薔薇、その花弁に伸びる手を穿つ棘。 物事が移ろいゆくその瞬間に、心にふっと差し込む、刹那的な哀しみと悦び。 完成された美であればあるほど、その調和が崩れゆく瞬間に得も言われぬ情欲を感ずる。 想像して下さい。 街中の誰もが息を呑むような、愛くるしい純情を内に秘めた美少女、 純白のシーツを身に纏うその淫らな裸体を。 快楽を感じるままに捩らせる腰を、艶を宿す火照った肌を伝う汗を。 凡そ想像もつかぬ程に甘く切ない鳴き声と、喘ぎ突き出す艶めかしい舌を。 情欲に突き動かされ、淫靡な眼差しで貴方をねだるその瞳を。 ベッドに堕ちた天使は羽をもがれ、貴方だけに雌の顔を見せるでしょう。 美しき愛らしい女性の、淫らな欲望が暴かれる。 その瞬間の悦びを、是非その身で感じてください。